こんなニキビ肌さんのための「洗顔方法」を分かりやすく解説します。
この記事の内容
◎ニキビ肌の正しい洗顔方法【6ステップ】
◎洗顔でニキビを悪化させないポイント
洗顔は「ニキビ予防の基本」と言われるほど、最も重要なケア方法の1つ。
繰り返すニキビに悩んでいた筆者も、自己流の洗顔方法を見直したおかげで、できるニキビの数も減りました。
この記事では、筆者の実体験とコスメコンシェルジュの視点から「洗顔方法」と「洗顔でニキビを悪化させないポイント」をお伝えしていきます。
目次
夜の洗顔は「お風呂場」or「洗面台」どっちがニキビ予防にいいの?
本題に入る前に、夜洗顔するなら「お風呂場」がおすすめ。
お風呂場洗顔のメリット
- 毛穴が広がりやすく汚れも落としやすい
- 保湿ケアまでの流れもスムーズ
お風呂場では、蒸気や熱で皮膚温度が上昇し、毛穴が開くことで1日に溜まった皮脂や汚れを取り除きます。
よって、ニキビの発生源でもある「詰まり毛穴」を解消しやすいのです。
参照:「これ大人ニキビの原因かも?」男女別の原因・予防策も【徹底解説】>>
また、洗顔を最後に行うことで、すみやかに保湿ケアも可能◎
筆者の入浴ルーティン
①クレンジング⇒ ②洗髪・洗身 ⇒ ③洗顔 ⇒ ④風呂場から退場して即保湿
入浴ルーティーン
※合間に湯船にも浸かっています
ただし、お風呂場での洗顔は気をつけなければならない点もあります。
お風呂場洗顔のデメリット
- お湯の温度調節を忘れがち
- シャワーを直接顔にかける
例えば入浴する温度(40℃前後)と同じ温度で洗顔した場合、肌に必要なうるおい成分までも流してしまい、乾燥を招いてしまいます。(適温温度については、後で説明。)
また、シャワーの水圧は肌への負担が大きいため、顔に直接かけるのはなるべく避けたいところ。
お風呂場での洗顔は気を付けるべき点もありますが、効率よくニキビ予防もできるため、ポイントを押さえて洗顔方法を覚えていきましょう◎
ニキビ肌さんの洗顔方法【6ステップ】
洗顔方法は全部で6ステップ。
- ステップ1:ぬるま湯で顔を洗う
- ステップ2:洗顔料を泡立てる
- ステップ3:泡を転がすように洗う
- ステップ4:ぬるま湯ですすぎ洗い
- ステップ5:清潔なタオルで優しく拭く
- ステップ6:すみやかに保湿
ステップ1:ぬるま湯で顔を洗う
初めに、32~34℃ほどのぬるま湯で顔を洗います。
手でぬるま湯をすくって優しく洗いましょう。
ぬるま湯で洗うのはなぜ?
32~34℃は、肌の表面温度とだいたい同じため、肌の負担も少なくて済みます。熱いお湯は肌の乾燥を招きやすく、冷たい水は毛穴が開きにくいことで汚れも取り除きにくいと考えられています。
ステップ2:洗顔料を泡立てる
次に、洗顔料を泡立てます。
ニキビができている肌への刺激を極力少なくするためにも、ここでは泡立てるタイプの洗顔料がおすすめ。
泡立てネット使用したイメージ
また、泡立てネットを使えば誰でも簡単にきめ細かい泡を作れるので、やさしく洗えます。
ステップ3:泡を転がすように洗う
次に、泡を乗せ、くるくると泡を転がすように洗います。
長い時間肌の上に乗せすぎるのもよくないので、目安30秒くらいがおすすめ。
泡を乗せる順番は?
皮脂量の多いTゾーン(額~鼻筋)⇒皮脂量の少ないところ(頬・目の周り)にかけて順番に泡を乗せる。
ステップ4:ぬるま湯ですすぎ洗い
次に、ステップ1と同じ温度のぬるま湯ですすぎ洗いします。
ぬるま湯をパシャパシャと顔にかけて優しく洗い流しましょう。
また、こめかみや額の生え際はすすぎ残しが多い場所のため、最後は鏡で必ずチェックしてみましょう◎
ステップ5:清潔なタオルで優しく拭く
洗顔が終わったら、きれいなタオルで拭きます。
ポンポンと水分をとるイメージで、優しくおさえましょう。
もし強く擦った場合どうなるの?
ゴシゴシと強く擦った場合、肌荒れやシミなどの色素沈着の原因にも…。決して擦らず、最後まで優しさが大事です。
ステップ6:すみやかに保湿
最後に、必ず保湿ケアを行いましょう。
洗顔後の肌は、水分を奪われやすく乾燥しやすいため、なるべく間を空けずにうるおいを与えることが大切。
保湿ケアの基本の流れ
化粧水 ⇒ 乳液(保湿液)⇒スペシャルケア*
*スペシャルケア:美容液やマスクなどのこと。
洗顔でニキビを悪化させない!【ポイント5つ】
ここでは、洗顔でニキビを悪化させないためのポイントを5つ紹介。
- 肌負担の少ないニキビ用洗顔料を選ぶ
- 洗顔は1日2回まで
- 擦り洗いダメ、絶対
- お湯の温度は32℃~34℃
- 洗顔後は十分に保湿ケア
洗顔料選びは、ニキビを悪化させないためにも、超重要。
ニキビ肌さんにおすすめの選び方は、
①ノンコメドジェニックテスト済み記載
②泡立てるタイプ
③汚れを落としてうるおいを残す
以上の3つ。
①ノンコメドジェニックテスト済み記載
ニキビができにくい製品と認められたものは「ノンコメドジェニックテスト済み」と商品に記載。必ずしもニキビができることを約束したものではないですが、新たなニキビを予防するには選んで損はありません。
参照:【ドラッグストアでも買える!】おすすめのノンコメドジェニック洗顔料3選>>
②泡立てるタイプ
ステップ2でも触れた、ニキビ肌でも負担を抑えて洗えるのは、自分で泡立てる洗顔タイプ。つい擦り洗いしてしまう方にもおすすめです。
また、泡立てネットを使うことで簡単にきめ細かい泡が作れ、さらにやさしく洗えます。
愛用する「【無印】泡立てネット」
③汚れを落としてうるおいを残す
自分の肌と適切な洗顔料かどうかのポイントは、”汚れを落としてうるおいを残せる”かどうか。特に、洗いあがりがしっとりするものを基準に選ぶと良さそうです。
【FANCL】アクネケアクリーム洗顔
ちなみに、筆者がニキビ全盛期によくお世話になっていたのは、アクネケアクリーム洗顔(FANCL)。
◎洗顔は1日2回まで
洗顔は朝晩2回まで。洗いすぎると、肌に必要なうるおい成分も流してしまうため、かえってニキビができやすい肌になってしまいます。
◎擦り洗いダメ、絶対
肌を擦ることで、傷めてしまいます。ニキビ肌さんは、特にニキビが悪化しやすくなるため、慎重に。
◎お湯の温度は32℃~34℃
洗顔中のお湯の温度は冷たいぬるま湯。温度を意識するだけでも、その後の肌はめちゃくちゃ変わります。
◎洗顔後は十分に保湿ケア
洗顔後、肌は急激に乾燥しやすいため、なるべく早めに保湿ケアを行いましょう。
◎朝の洗顔時に洗顔料は「使うべき?」or「使わなくてもいい?」【番外編】
ここでは朝の洗顔の際、洗顔料を使うべきかどうかをお伝えします。
◎洗顔料を使った方がいい人
⇒皮脂量が多く、テカリ・ベタつきが気になる方
◎洗顔料を使わなくてもいい人
⇒皮脂量が少なく、テカリ・ベタつきが気にならない方
テカリ・ベタつきが気になる脂性肌タイプは、朝も洗顔料を使うことをおすすめします。
一方で、ぬるま湯でも汗やほこりは落ちるため、皮脂が少ない方は洗顔料を使わずに朝の洗顔をしてもOK◎
◎やさしい洗顔でニキビの悪化を予防しよう:まとめ
ニキビ肌さんのための「洗顔方法」について手順とポイントをお伝えしてきました。
特に、今回紹介した5つのポイントを意識して洗顔することで、誤った方法によるニキビの悪化も防ぎやすくなります。
ニキビ肌さんが洗顔で覚えておきたい【ポイント5つ】
- 肌負担の少ないニキビ用洗顔料を選ぶ
- 洗顔は1日2回まで
- 擦り洗いダメ、絶対
- お湯の温度は32℃~34℃
- 洗顔後は十分に保湿ケア
私たちが思っている以上に肌は繊細なので、とにかく刺激を与えないよう、やさしく洗顔することが大切です。
そのためにも、”汚れだけ”を落としてくれる肌負担の少ない洗顔料を見直してみてもいいかもですね◎
参照:【お試しだけもOK!】洗顔~保湿までニキビ予防できるスキンケア【厳選3つ】>>
登場したアイテム
(*気になるリンクから、公式サイトへ移動します)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それではこの辺で。