「ニキビがある程度落ち着いたのに、赤みは残ったまま・・・」
「このまま跡が消えなかったらどうしよう・・・?」
「自力でニキビ跡を消すことはできるの?」
このようなニキビ跡にお悩みの方に、解決策をご紹介します。
この記事を読んで分かること
◎自力で改善できる・できないニキビ跡の違い【ニキビ跡の種類】
◎ニキビ跡を自力で消すには【セルフケア方法】
◎ニキビ跡改善に効果的なアイテムは【ニキビ跡に有効アイテム】
筆者も繰り返すニキビで、ニキビ跡に悩み、セルフケアを開始。
美容知識を絡めながら体験談をもとに分かりやすくお伝えしていきます◎
目次
ニキビ跡って自力で消せるの?
ニキビ跡とは、ニキビが治った後に赤みや色素沈着、凹みなどが残っていること。
軽症ニキビの場合、セルフケアでもニキビ跡をきれいに改善することができます。
しかし、なかにはニキビの炎症が皮膚の奥までダメージを受けている場合、セルフケアのみでは難しく、ニキビ跡として残ってしまうことも・・・。
ニキビ跡の種類によっては、医療機関の受診をおすすめする場合もあるので、まずは自分のニキビ跡がどれに当てはまるのか確認してみましょう。
ニキビ跡の種類
ニキビ跡の種類は以下3つ。
①炎症が跡として赤く残る
⇒セルフケア◎
②シミのような色素沈着
⇒セルフケア◎
③クレーター
⇒医療機関の受診へ
※上記3つに当てはまらない場合は、専門の医療機関の受診をおすすめします。
順に解説していきますね!
①炎症が跡として赤く残る
1つめのニキビ跡は、比較的軽症タイプ。セルフケアでの改善も見込めます。
過度にケアをしなくても肌のターンオーバーで、赤みも徐々に薄れて自然に治りやすいです。
ターンオーバーって?
参照:ハイチオールHPより
ターンオーバーとは、肌が一定のサイクルで新しく生まれ変わっていること。
年齢や部位によってターンオーバーの期間は異なりますが、私たちの肌は一定のサイクルで新しい皮膚と古い皮膚が入れ替わっていきます。
ターンオーバーで自然に治すよりも早くニキビ跡の赤みを落ち着かせたい方には、以下の化粧品成分がおすすめ。
- 抗炎症作用
- ビタミンC誘導体
ニキビが治まった後の赤みを抑える抗炎症作用や、ビタミンC誘導体でニキビ跡による色素沈着を防ぐはたらきがあります。
②シミのような色素沈着
2つ目のニキビ跡は、シミのような色素沈着を起こしているタイプ。
実はこれも、セルフケアで薄くすることができます。
正式な名前は、炎症後色素沈着というシミの一種で、赤から黒い色まで大小様々。ニキビ跡のほかにも、虫刺されや傷による肌の炎症が治ったときにできるシミです。
炎症後色素沈着のシミは、一般的なシミ対策と同様に以下のような美白ケアが重要になります。
- 美白化粧品
- 紫外線予防
炎症後色素沈着のシミは、日焼けによってメラニン合成を後押しし、さらに消えにくくなるため、紫外線対策は超必須。※メラニン:シミを生成する物質
また、過度に刺激を与えることでもメラニン合成を高め、シミとして残りやすくなるので、洗顔の時などは注意が必要です。
参考
③クレーター
3つめのニキビ跡は、クレータータイプ。
これはかなり重度で、セルフケアで改善するには限界があります。
クレータータイプで、きれいに治したいのであれば医療機関での治療をおすすめします。
ニキビ跡を自力で消すまでにかかる時間
ニキビ跡をセルフケアで改善するまでにかかる時間は、ニキビ跡の状態によってもかなり個人差があります。
筆者なんかは、1ヵ月も経たずに消えていくニキビ跡もあれば、セルフケア3か月目にしてようやく目立たなくなってきたものも。
ただ毎日セルフケアしている筆者が思うに、1~2週間の短期間で全てのニキビ跡を改善することはなかなか難しいと思います。
筆者と同じセルフケアで改善を試みるのであれば、これから紹介するお手入れ方法や化粧品などを参考に、まずは2~3か月続けて様子をみることが大事。
そして、ニキビを作らないための対策をすることも重要になってくるので、そちらも後ほど紹介しますね!
ニキビ跡を自力で消すお手入れ方法
ニキビ跡をセルフケアで改善するために、必要なお手入れアイテムや方法について解説。
ここでは、以下のようなニキビ跡を対象にしています。
- 炎症後の赤みが残っている
- シミのようなニキビ跡(炎症後色素沈着)
筆者も使っているニキビ跡におすすめのアイテムや、日常生活で気を付けるポイントも紹介。
市販で買えるスキンケアアイテム
参照:ロート製薬HPより
ニキビの炎症が治まっても、赤みやシミのような跡が残っている方におすすめしたいのが、【医薬部外品】メラノCC 集中対策美容液(ロート製薬)。
シミ・ニキビ予防Wでケアできる美白美容液
【有効成分】
- 抗炎症作用
- 殺菌作用
- ビタミンC
- ビタミンE誘導体
【香料】
- 優しい柑橘系
美白有効成分であるビタミンC誘導体と、血行促進するビタミンE誘導体のW配合で、シミの元であるメラニン生成を抑えてくれます。
また、抗炎症作用と殺菌作用が含まれており、ニキビ予防としての効果も◎
美容液と聞くと、お高いイメージがありますが、メラノCCは1本約1,100円と手の届きやすい価格。
1日1回の使用で最大約5~6か月は使い続けられるので、コスパ面も優秀です。
普段のスキンケアにプラスαで美容液を追加するだけなので、ニキビ跡ケアをするには一番続けやすいと思います◎
【番外編】スキンケアセット
参照:ビーグレン公式HPより
洗顔料から保湿までライン使いでニキビ跡のケアをしたい方におすすめは、b.glen(ビーグレン)のスキンケアプログラム3。
b.glen スキンケアプログラム3
【有効成分】
- ビタミンA
- ビタミンC誘導体
- 抗炎症作用…などなど。
【セット内容】
- 洗顔料
- 化粧水
- 美容液2本
- 乳液
- (※)リセットマスク
【価格】
- 7日間お試しセット¥1980円(税込)
※リセットマスクは、お試しセットを初めて利用する方に限定。
うるおいとなめらか肌に導く5つのステップで、ニキビ跡ケアができるプログラム。
化粧水から保湿まで一貫してケアしたい方は、b.glen(ビーグレン)のスキンケアプログラム3(黄色)がおすすめ。
ただし、初めて使う方は肌に合う合わないがあるため、トライアルセットで一度確かめることをおすすめしますよ◎
お試しセットの確認ポイント
- 注文日から1年以内であれば返品・返金保証
- 全国送料無料
- 24時間365日カスタマーサポート
日常生活で気を付けたいこと
ニキビ跡をセルフケアするには、普段の生活でも気をつけなければならないことがあります。
日常生活で気を付けたいこと
- 紫外線対策
- 良質な睡眠
- 食事
- 運動
この中でも特に重要なのは、紫外線対策と良質な睡眠。
紫外線対策
日焼けで紫外線を浴びるとメラニン合成を後押しし、放置するとニキビ跡のシミが定着して消えにくくなる。
くり返しにはなりますが、紫外線対策を怠ってしまうと、シミはずっと残ってしまいます。
毎日日焼け止めを欠かさず塗って、紫外線対策を徹底しましょう◎
良質な睡眠
肌が新しく作り変えられる(ターンオーバー)のは、私たちが寝ている間に行われ、眠り始めてから約3時間の深く眠っている間に、成長ホルモンの分泌が盛んになり肌細胞が活性化。
質の良い睡眠はニキビ跡改善の近道です。
どんなに良い化粧品を使っていたり、食事や運動をしていても、睡眠の質が悪かったり寝不足が続くと肌のターンオーバーは正常に行えず、いつまでもニキビ跡は残ったまま・・・。
ニキビ跡を改善するためには、熟睡できているかどうかが重要なので、質の良い睡眠をとるための工夫も必要になりますね。
ニキビを作らせない肌習慣が重要
ニキビ跡の改善に取り組むのと当時に、ニキビを作らせない予防対策をしっかりとることも大事になっていきます。
せっかくニキビ跡が消えても、新たにニキビができて跡になってしまっては意味がありませんよね・・・!
ニキビを繰り返さないためにも、ニキビ用スキンケアに切り替えて、普段からケアしてあげることが重要です。
ニキビ用スキンケアを選ぶポイントで、重要なのはこれだけ ↓ ↓
【ニキビ用スキンケアを選ぶポイント】
ノンコメドジェニックテスト済みを選ぶ
ニキビ用スキンケアを選ぶ際は、「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載されているかどうか確認しましょう。
ノンコメドジェニックテスト済みとは?
油分を抑えた、アクネ菌のエサになりにくい化粧品のことを「ノンコメドジェニック化粧品」といいます。※アクネ菌:ニキビの発生要因の1つ
コメドとは、角栓や毛穴が詰まった初期段階のニキビのことで、ノンコメドジェニックとはニキビができにくいという意味。
化粧品の一定期間のコメドの変化や様子など検査し、試験をクリアした製品を「ノンコメドジェニックテスト済み」と表示して販売しています。
たまに「ニキビができにくい処方」などの表示もありますが、これはノンコメドジェニックテストをクリアしているとは言えないので、気を付けてくださいね!
ノンコメドジェニックテスト済みの製品は、ニキビができないことを約束したものではないですが、ニキビができにくくなる効果が期待できるので、ぜひスキンケア選びのポイントに覚えておくといいですよ。
では、具体的にノンコメドジェニックテスト済みのスキンケアはどんなものがあるのか、実際に使っていたものを2つ紹介。
敏感肌にもとっても優しい【FANCL】
参照:ファンケル公式より
ファンケル アクネケア のシリーズは、本来肌に備わるバリア機能を育てながら、ニキビに負けない肌に近づけることができます。
また、敏感肌でも安心して使えるよう、肌刺激となりうる可能性を極力排除して作られた無添加設計です。
1ヵ月お試しセット
【特徴】
敏感肌でも使える!繰り返すニキビに立ち向かう無添加スキンケア。
【ポイント】
- 殺菌剤・防腐剤など不使用
- こだわりの低刺激設計
- 肌のバリア機能を整える
筆者も1か月間お試しから始めましたが、ニキビ用スキンケアの中でも1位2位を争うほど使用感が良く、ニキビのできる数も落ち着きました。(最近では、10日間のお試しトライアル版も発売)
さらに詳しい使用感については、以下のレビュー記事にまとめていますので、参考までにどうぞ◎
オイルフリーで保湿もできる【ORBIS】
参照:オルビス公式より
オルビス クリアのニキビケアシリーズは、100%オイルフリーでニキビの原因となりうる油分を使っていません。
また、化粧水と保湿液は肌状態に合わせて2タイプから選ぶことができ、従来のニキビケアには物足りなかった保湿にも力を入れています。
3週間お試しセット
【特徴】
肌状態で選べる2タイプ!オイルフリーかつ保湿もできるニキビ予防スキンケア
【ポイント】
- 100%オイルカット
- しっとり・さっぱりの選べる2タイプ
- 高保湿処方
こちらも、3週間のお試しセットから始めてみましたが、肌の乾燥も気にならずニキビも少しずつ落ち着いていきました。(※しっとりタイプ使用)
さらに詳しい使用感については、以下のレビュー記事にまとめていますので、参考までにどうぞ◎
ニキビ跡は正しいケアで改善する:まとめ
ニキビが治った後に残る赤みやシミのような色素沈着型のニキビ跡でも、紫外線対策や化粧品を活用することできれいに改善することができます。
※肌に凹みが残るような重度のニキビ跡の場合など、一部セルフケアでは難しいものもあります。医療機関の受診も検討してみてくださいね。
セルフケアでニキビ跡が治る日数は、ニキビ跡の状態などによってバラバラなので、根気よくケアする必要があります。
まずは2~3か月はニキビ跡のケアをしつつ、様子を伺いましょう◎
また、ニキビで悩まない肌を目指すためには、ニキビケアを徹底することも重要になってくるので、この機会にニキビ用スキンケアもチェックしてみてくださいね。
今回紹介した化粧品まとめ
よろしければ、以下の記事も参考にしてみてくださいね!
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今回はここまで。それでは、また◎